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いつかは写真展をやってみたいけど、じゃあ実際ギャラリーってどんなとこで、どうやれば写真展が出来るの?それにそもそも写真展ってやる意味あるの? そんな疑問にお答えします。
企画ギャラリー|貸しギャラリー|企画兼貸しギャラリー|自主ギャラリー
ギャラリーを探す|申込み|宣伝、告知|搬入|展示中|搬出|展示後
ギャラリーって?
ギャラリーには大きく分けて4つの種類があります。
1.企画ギャラリー
ギャラリー自体が展示を企画し、その絵や写真など作品を販売して経営が成り立っています。昔ながらの画廊がそうです。作品の持ち込 みを受け付けているところもあり、作品が気に入ってもらえれば展示してもらう事が出来ますが、商売にならないと判断された作品を展示する事は難しいようです。
2.貸しギャラリー
場所を貸してその使用料で経営が成り立っています。ある程度の審査はありますが、お金を支払うことで殆どの人が借りる事ができます。
3.企画兼貸しギャラリー
期間を分けて、企画ギャラリーと貸しギャラリーの両方を行ないます。
4.自主ギャラリー
作家自身が自分の作品の発表の場所として運営しています。家賃などは作家自身の持ち出しによって運営されています。
上記の中で写真を専門に取り扱うギャラリーを写真ギャラリーと呼びます。
写真ギャラリーには上記の4つ以外に、カメラ・メーカーやフィルム・メーカーによるメーカー系ギャラリーがあります。ここは主に公募による審査で展示が決まります。
*ちなみにNADARは、3の企画兼貸しギャラリーです。
写真展するとどうなるの?
最初にお話しておきますが、ギャラリーを借りて写真展をすれば、自分は何もしなくてもたくさんの人が見に来てくれて、さらに急に何かがパーっと開けて、い きなり売れっ子写真家になったり、写真集が決まったりという事は決してありません。(もちろん稀にはあります!)なによりも不断の努力が必要である事をお 忘れなく。
なぜみんなは写真展をするのでしょう? そこで、これまでに写真展をされた方に聞いてみました。
- 自分の作品に一区切りつけたいから。
- 自分の作品を展示した空間に身を置く事によって、これまでして来た事、これからしていく事をじっくり考える事が出来るから。
- お客さんからの客観的な意見が聞けるから。
- 作品を自分で持っているだけでは、作品が成仏出来ないから。
- 外に向けて発表する事で、人と繋がっていけるから。
- 自分や自分の作品を人目にさらしたいから。
- 同じ様に写真で頑張っている人を知り合えるから。
- 少しずつ自分のファンを増やして、プリントを販売していけるから。
- 自分を想いを伝えたいから。
- 写真家や編集者に見てもらいたいから。
目的や成果は人によってそれぞれ、でも、やらなければ始まらないのです。 どんなに凄い作品も家で眠っていては、認めてもらえませんし、伝わりません。 ですから、作品が出来たら(出来そうなら)発表してください。
写真展をするには?
ギャラリーを探す |申込み |宣伝、告知 |搬入 |展示中 |搬出 |展示後
1.ギャラリーを探す
ギャラリーは自分の足で探しましょう。ギャラリーの善し悪しは、ホームページや情報誌では決してわかりません。展示スペースが自分の作品に合っている事や 値段はもちろんですが、場所の雰囲気やオーナーの考え、見に来るお客層も大切です。気に入ったギャラリーが見つかれば、しばらく通ってみる事をお勧めしま す。通っているうちにギャラリースタッフや常連客とも仲良くなり、展示の事や作品の事などいろいろな情報が得られるほか、そのギャラリーの特徴、様々な展 示のあり方なども見えてくるのではないでしょうか。そして、それは自分が展示をするときに必ず生きてきます。
2.申込み
展示予定の作品と申込金を持ってギャラリーへ。作品がまだ固まっていない場合、何度か通ってスタッフに相談したりして客観的な意見を取り入れ展示会期を決 めてもいいでしょう。申込みはプレスリリース(下記項目「3、宣伝、告知」参照)の関係もあり最低でも3ヶ月前までにしてください。通常半年〜1年前ぐら いが目安ですが、希望する期間が既に埋まっている場合もあるので、まずはギャラリーに問い合わせてみましょう。ギャラリーによっては申込書、契約書などが なく口約束の所もありますが、書面にしておくといいでしょう。
3.宣伝、告知
せっかく自信作の展覧会をやっているのに、誰もそれを知らないのでは見に来てくれるわけがありません。そこで雑誌や新聞などに展覧会の内容(展覧会名、作 家名、会期、会場、展示の内容)をまとめたものを提供し掲載してもらう様にします。これをプレスリリースと言います。プレスリリースで特に注意したいのは プレスリリース自体は作品ではないことです。プレスリリースを読む相手は、雑誌や新聞などの掲載を決める担当者です。つい作品について詩的な文章になる人 が多いのですが、これでは担当者に伝わりません。自分のことをまったく知らない人にまだ始まってない写真展のことを伝えるのですから、なるべく客観的にわ かりやすく、自分の写真を見た事がない人にも展示の内容を具体的に伝わりやすく書くのを意識することが大切です。もし掲載されることになった場合、写真付 きで掲載される可能性がありますので、プレスリリースとともに展覧会のイメージとなる写真を添付する事も必要です。ちなみに新聞や雑誌に掲載された場合の掲載料は無料です。お金がかかると言われた場合は怪しいのでちんと調べてからにしましょう。 プレスリリースは雑誌や新聞などの担当者を相手に制作しますが、それ以外にDMポストカードやちらしを配布し、自らすすんで宣伝することも重要です。自分 の友達に送ったり、自分が展示するギャラリー以外のギャラリーや写真学校などに送付します。もちろん、ギャラリーでは独自の住所録や顧客名簿を持っていま すので必要であればそこにも送付します。 また、最近ではネットによる告知も有効です。ソーシャルネットワークやメールマガジンに投稿してみてください。また、自身のホームページを持つ事をお勧めします。展覧会に来てくれた人が、あなたの他の作品やプロフィールなど詳細を家でゆっくり見る事が出来るからです。 上記の方法は一般的なもので、ギャラリー近くのショップにDMを置いてもらったり、駅前でチラシを配ったり、とにかく見に来て欲しいと言う想いを持っていろいろ頑張って下さい。その想いが来場者数に直接影響します。
4.搬入
搬入はスムーズに行ないたいものです。搬入お手伝い中に作品を破損させた時の責任を考えて、基本的にギャラリースタッフはお手伝いしません。ギャラリーに 来てからフレームに写真をセットすればいいや、なんて思ってると結構焦ります。搬入に焦りは絶対に禁物です。当日焦らなくてもいいように、事前にギャラ リースタッフと充分に話し合いをして準備をしておいて下さい。展示に関しては何枚飾れるのではなく、自分の作品を飾るにはどうしたらいいかだと思います。 当たり前ですが、写真展には写真をどうやってみせるかという要素が含まれています。自分の撮った大切な写真をどんな風に見てもらいたいか。それは例えば撮 影のとき、伝えたいことを伝えるために構図を決めるというようなのと同じ、写真の大きな要素のひとつです。あなたが何をしたいのか、どんな風に伝えたいの かをよく考えてください。会場、展示の事に関してはスタッフはプロですから遠慮なく聞いてみるのがいいでしょう。
5.展示中
展示中はなるべく在廊される事をオススメします。自分のペースで接客してみて下さい。饒舌に話す事はありません。お客さんを見ていれば、作品が好きかどう か、どの写真が気になっているかはおのずとわかります。お客さんによっては、話したい人とそっとしておいて欲しい人がいるので注意して下さい。お客さんと 話した事をはお客さんが帰られた後芳名録にそっとメモしておくていいでしょう。あとでお礼状を出す時に一言添えるのに役に立ちます。また、展示作品には常 に気をつかって下さい。お客さんが接触して落下したり、傷付いたりしない様に気を配ったり、フレームにアクリルが入っている場合はホコリがつきやすいの で、ついているようなら繊維などが出ないやわらかい布などでとって下さい。
6.搬出
展覧会が終わると搬出です。名残惜しいですが、次の搬入の人が来ますので搬入同様スムーズに行なって下さい。販売物がある場合は清算の確認もしましょう。
7.展示後
芳名録を元にご来廊いただいた方にお礼状を出すといいでしょう。自分がギャラリーに行き、その作家さんから後にお礼状が届いたらどうでしょう。それだけでずいぶん印象に残りますね。ですので芳名録を元に、ご来廊いただいた方にお礼状を出すといいでしょう。
*ここに書いたのは、あくまで一般的な例です。ギャラリーによって、申込方法や展示までの流れ等は違う事がありますのでご注意下さい。
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